デルマーの朝礼2
こんにちは、Kです。
デルマーの朝礼1の続きです。
ラジオ体操で身体をほぐした後に通常の朝礼が始まります。
曜日によって、少しづつ趣向が異なりますが、ラインナップは以下の様な感じです。
月:全体進捗とチーム毎のMTG
火:フリートーク【輪番制】
水:マインドフルネス、MC部長 テーマいろいろ
木:ひらめき!(クイズ大会です)
金:MC社長 テーマいろいろ
朝礼ラインナップは・・・
火曜日はスタッフが輪番制でフリートークが行われます。
今、好きな事や今思うことなど、何でもかまいません。できるだけ仕事以外の話しが良いとしています。
水曜日は、部長MCの会で、自分の話しやテーマを決めてディベートをすることもあります。
木曜日は、頭の体操として「東大の脳トレ」社内では「ひらめき」と呼ばれる、一番人気の時間です。
頭の準備体操・アイスブレイクにぴったりです。
時にはインド式計算を学んだりも。
金曜日は、チーム輪番制で清掃をした後に、社長MCによる朝礼をしています。
どの曜日も盛り上がって、30分以上に至ることもしばしばあります。
何より、スタッフの思考や嗜好がわかるようになっただけでなく、コミュニケーションや信頼を築く礎になったと思います。
他の社長さんに話すと。。。
「30分、1時間も・・・!時間が勿体ない!」「全員の時給をしたらいくらになるのか?」とたいてい言われます。
物理的には「時給分×人数分」の費用が毎日掛かってしまいます。
今は15分最大30分と制限するようにしましたが、計算すると、びっくりする費用になりますよね。
スタッフに聞いてみると、意外に、浸透していて、気に入ってる様子でしたが。。。
正直、時間がもったいないと思い、ラジオ体操とともに止めようかと思い悩んだことがあります。
「本当に生産活動に貢献しているのか」
「始業から時間を使うので、遅刻やギリギリに来る人が増えていないか」
「昭和くさくない?」
という理由でした。
ある日、Y氏に「実はラジオ体操と朝礼を止めようか」と相談しました。
その時言われたのが、
「最高のパフォーマンスを上げれるように整えるのが、管理職の仕事、たった5分とか15分をケチるより、2割生産性が上がる方が優先じゃないですか?」
成果や効率をミクロで考えすぎて、全体の効率や成果で捉えることが出来ていなかった(反省)
確かに、売上はほぼ同じ人数で昨対約26%上昇、スタッフが辞めていく数はほぼなくなりました。
すべてが朝礼が要因ではないとしても、ひとつのファクターであるといえると言えますね。
なので、止める理由が無くなってしまいまして。。。
ラジオ体操が気に入っていたスタッフにも詫びつつ、完全撤回し、潔く再開しました。
Y氏には、いつも真実や本質に気づかされます。感謝でしかありません。何度助けられているか。。。泣
また会社も歴史の中で、培った習慣は尊重すべきで、もう私だけの物でないと言うことを痛感しました。
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さらに調べるとGoogleがそういう実験をしているらしく、どのようなチームが生産性が高いかを調べた結果。
https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-effectiveness/steps/introduction/
効率と生産性を極めるなら、是非一読ください。
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ラジオ体操は「仕事との緩衝帯」。
つまり目覚めと仕事のアイスブレイク、マインドセットを整える時間。
朝礼の目的は仕事だけでなく、映画やアニメなどプライベートな話しもするようにすることで、「自己開示」することで、コミュニケーション深度が進み、また解放できる安全な場所を提供することで、力が発揮してもよい安心できる環境が仕事の効果に影響するらしいです。